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毎日ちゃんと1コずつ書いてたのに、だいぶさぼっちゃいました。
アーザンです。

地震、みなさんは大丈夫でしたか?
みなさんのお宅に電話をしていて、みなさんの声が聞けて、ホッとしています。
時々ピュアの近くを通りがかった子どもと会えたり、ピュアを見に来てくださった方もいて、本当に、励まされました。ありがとうございます。

アーザンの実家は宮城県、気仙沼市にありました。
幸い家族はみんな無事でした。
心配してくれたみなさん、本当にありがとうございました。
ほぼ沿岸だったため、実家などなどは流されちゃったみたいです。
でももう大丈夫です。

アーザンは「地震が来たらここは津波がこわいよ、すぐ逃げるんだよ」って言われて育ってきたからか、変な心構えができていた気もします。当分、まさかこんなこと、自分が生きている間に、自分の住んでいる地域ではないだろうなんて、どこかでそんな風に思っていたのも確かだけど、起きてしまってからは、どんどん現実を突きつけられているような感じで…でも、「夢にはならない」。
一度起きてしまったら、当たり前だけどそれは戻らないから、故郷気仙沼をしっかり見て、前に進んでいきたいと思うんです。

家族みんなが無事だったからか、私はそんなに、落ち込みはしませんでした。
家はなくなったって聞いても、しっかり理解できなかったのか、涙も出ませんでした。
まだ家族の安否がよくわからなかったとき、ふっと我に返った時、一人になった時、泣いちゃったことはありましたけど、今はもう毎日笑って過ごしてます。安心できるみんながいるから、大丈夫です。

でも今日、パソコンである記事を見つけて、涙が止まらなくなったんです。

気仙沼で避難している子どものコメントの中の一言で

「もう海の近くには住みたくない」

この言葉が、アーザンにはすごく悲しかったんです。
無性にこみあげてくるものがあったんです。

確かに津波は何もかもさらっていっちゃったかもしれない。
でも、誰が悪いわけでもない。
普段はとても穏やかな、海のきれいなところだった。
こんなことがあったってアーザンは海が好きだし、私がよく遊んだテトラポット、海岸、海の匂い。もう一度、見たいと思うし大好きだった。海が見えるところに住みたいとも思うし、私が生まれ育った海は恋しい。私の思い出も全部流されちゃったんだと思うと、思い出して悲しくなることはありますが、それでもやっぱり海は好き。
確かに津波に遭ってしまった人はもうそんな目に遭いたくないと思うのも普通だと思うし、私が直接津波に遭っていないから言えることかもしれないけれど、津波のせいで海を嫌いにになってしまう子どもがいることがすごく悲しい。

何とも、どこにもぶつけられないこの気持ちだけど、あの子どもの一言は私には大きすぎました。

このブログも、だいぶお休みしちゃったけれど、なんでか、あの子どもの一言を見つけたら、書かなきゃって思いました。

これからもがんばります。
進んでいきます。
負けません。

よろしくお願いします。
早く気仙沼が以前のようないい場所に戻ることを願って
そしてみんながまたあそこに住みたいなって言ってくれる日が来ることを信じて

長々書いちゃってすみません
アーザン


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