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震災から半年が経ちます。
戦前・戦後と言われてきたように震災前・震災後と歴史の教科書に記載されるほどの時代。
「笑顔を絶やさないようにしましょう」とか「泣きたいときには無理せず涙を流した方がいいですよ」なんてことをよく聞くけど、実際に被災された方の心情は言葉で言い表せないほどつらい日々を送っていると思います。
今回の震災で海外のメディアでは日本人の我慢強さ、譲り合いの精神など美しい部分がクローズアップされました。
サムライ・ブシドーと持てはやされたようであります。
 

岩手県盛岡市出身の農学者で、国際連盟の事務次長を務めた「新渡戸稲造」氏。
一昔前の五千円札の肖像画の人といえば、おわかりになる方が多いのではないでしょうか。
海外では現在も愛読者が多い「Bushido:Soul of Japan」という本を発行しています。
後に翻訳されて、日本では「武士道」という名で世に出版されています。サムライの精神を説いた本です。

 
サムライは「義勇仁礼誠」を備えており、それは幼少のころから教え込まれるそうです。
「義」・・・約束ごとを守ること。
「勇」・・・肚をすえること。
「仁」・・・人を思いやること。
「礼」・・・人に敬意を払うこと。
「誠」・・・嘘をつかないこと。

簡単ですが、おおまかにこのような感じの意味です。
 
これらの五徳が正五角形に整っていることが大切で、1つだけ突出したバランスの悪い五角形では真のサムライになれません。
もちろん文武両道と言われるぐらいですから、知識と武術の習得も必要なことです。また、サムライは損得勘定では動きません。
では、何のために行動を起こすのかというと、(自分ではなく)主君の名誉のためだそうです。
その主君もサムライです。
「義勇仁礼誠」を備えていない主君であれば忠告しなくてはなりません。
必ずしも盲目的に従う必要はないのです。
 

3.11の震災から今日まで自衛隊、警察、消防隊、救急隊、福島50、その他駆けつけてくれた人々。
まさに現代日本のサムライではないだでしょうか。
そんなサムライに敬意を払い、私達もサムライになりたいと思う今日この頃です。



先々月の会報に載せたのをWebに再掲載しました。


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